はじめに
災害時の情報伝達や、地域社会でのコミュニケーションにおいて、外国人にも伝わりやすいように調整された共通言語を「やさしい日本語」と呼びます。
「外国人は英語が分かるはず」という思い込みを捨てて活用されるようになりました。
やさしい日本語の基本「ハサミの法則」
やさしい日本語に変換する際の基本ルールとして、以下の「ハサミの法則」があります。
- ハ:はっきり言う(曖昧な表現を避ける)
- サ:さいごまで言う(「〜ですが」で文を濁さない)
- ミ:みじかく言う(一文を短く切る)
💡 具体的な言い換え例と試験でのポイント
試験では、「どの言い換えが最も適切か」を問う問題が出題されます。
1. 難しい漢語は「和語」にする
- 【例】 「避難」→「逃げる」
難しい漢語よりも、基本的な和語の方が初級の学習者には伝わりやすくなります。
2. カタカナ語(外来語)の盲点に注意
- 【例】 「キャンセル」→「やめる」
「外来語なら通じるだろう」と思いがちですが、カタカナ語は通じないことが多いため、簡単な日本語に言い換えるのが正解です。
3. 「子供扱い」は絶対にNG
やさしい日本語にするからといって、相手を子供扱いしてはいけません。極端なタメ口や幼児語を使うことは、相手の尊厳(フェイス)を傷つけるため不適切であると試験でも指摘されます。
